Aちゃんとy君

 はじめまして。こんにちは、ですかね?今回担当するのは工学部第一類3年の芹澤竜章です。 
 はじめてブログを書くということで何を書けばいいのか分からないし、あまり文章を書いたという経験もない、書いたとしてもレポートくらいなのでいろいろと悩みました。そこで今回は、僕が経験した高校の友達(ここではAちゃん)が知らないドイツ人を連れて泊まりに来た時の話をしたいと思います。


 サッカー部の友達と遊んでいると、いきなりAちゃんから電話がかかってきたのです。
 「広島行っていい?」
彼は今大阪に住んでおり、そんな気軽に来るような距離ではないのにと思いましたが、なんとなく了承してしまいました。すると彼は最後に驚くべきことを言うのです。
 「ドイツ人も行くね」
僕はびっくりして思わず
 「ん?うん…」
来ることになってしまいました。
一回冷静に考えて詳しくドイツ人に聞こうと思ったところ、もう電話はきれていました。そして”来週大丈夫?”という1通のlineが送られてきました。


 そして1週間後実際に2人が来る日です。ドキドキしながら待っているとやってきました。Aちゃんと第一印象はでかっという、190cmを超えているであろうドイツ人(y君)でした。正直最初はめちゃくちゃ怖かったです。そして家に入ると生まれて初めての経験をします。なんと我が家の公用語が英語に変わったのです。小学校の高学年から高校、そして大学と英語の勉強をしてきましたが、実際に会話はほとんどしたことはないし、はっきりいってまったく英語力に自信がありません。そのようなことがあって正直何を話すにもAちゃんに通訳してもらっていました。そして外はすごく雨が降っており、やることもないので斎藤君にカタン(斎藤君のブログで紹介されています)を借りてやることになりました。カタンは”交渉”という行動があるのでかなり会話をしなければいけません。しかし僕はAちゃんとしか、しかも日本語で交渉していました。おかげでこの勝負は勝ちましたけど。
しかしこのままじゃダメだと思い、英語を話していこうと思いました。y君も積極的に話しかけてくれるので。最初はうまく話せている気がしませんでしたが、向こうも笑顔で話してくれるのでなんとなく会話ができている気がしてきました。そして話すことが楽しくなってきました。実際には英語力が2、3日で付かないと思いますが、英語を話すことに対する抵抗が減った気がしました。そして最後の夜、またカタンをしました。今回は交渉する時は英語だけというルールをつけて。ということで今回はy君とも交渉することになります。前回の時はy君と一緒にカタンをやっている感覚はなかったですが、今回は3人で楽しめたと思います。そのせいで負けてしまいましたが。今回2人が泊まりにきてくれたおかげで有意義な時間が過ごせたと思います。


 今回の経験でやはりチャレンジしていくことの大切さを痛感しました。はじめから英語は話せないからと言って、まったく英語を話さず、ずっとAちゃんに通訳してもらっていたら英語力はもちろん上がらないし、ずっと英語を話すことへの抵抗は減らなかったと思います。何事もチャレンジですね。
最後になんでドイツ人のy君が広島に来たかというと母親がドイツに留学にきた日本人ととても仲良くなり、その人が広島にいるということでどうしても挨拶がしたかったそうです。なんかテレビ番組の”Youは何しに日本へ”に出れそうな理由ですね。


 本当に最後になりますが、このブログを読んで少しでも広島大学サッカー部に興味を持っていただけたならとても嬉しいです。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。